「工夫して机を増やしてきたけれど、もう限界……」
ある社長さんから、こんなご相談をいただきました。
早速会社に伺ってみると、社員さんの荷物が置かれて通路がない場所も^^”
さらに、暖房のすぐ側の机が割り当たった社員さんは、真冬なのに大汗をかきながらお仕事をされています。
どうやら、オフィスのスペースの”余白”が全くない状態のようです。
きっと社員さんにお話を聞けば、「快適なオフィス環境です!」とはお世辞でも言わないはずです……。
でも、ほとんどの社員さんは本音を言わないもの。
「こうだったらいいのにな」という想いは抱きながら、それをグッと胸の内に秘めて日々のお仕事をされています。
そんな中、その会社で新入社員さんを迎えるにあたり、オフィスのレイアウト見直しをすることになりました。
イズコーディネートオフィスからは2つのプランをご提案し、それを元にまずは部署内の全員で話し合ってもらいました。
イズコーディネートオフィスでは、実際に働かれている方の"声"や"想い"を最大限に反映することを大切にしているので、社員さんからのヒヤリングに多くの時間を割くようにしています。
話し合いの結果、以下のような結論になりました。
・オフィスの袖机は全て撤去
・一人あたりの収納スペースは、これまでの1/3に縮小
・業務で使う共有のカタログは、一箇所に集約
この見直しで限られたオフィススペースに余裕ができ、新入社員さんの居場所をきちんと作ることが出来ました。
また、見直しにあたって社員さん同士が話し合ったことで社内の"暗黙の了解"が明確化したことや、コミュニケーションが向上したことなどの、副次的効果も。
現在、その会社の採用案内には、笑顔満開の社員さんが写っています。
毎日長い時間を過ごすオフィス環境に関する我慢は、ある日突然爆発してしまうことも。
オフィス環境が原因の一つになって退職、となっては会社にとって大きな損失です。
今は、一人採用するのも大変な時代。
辞めてしまった社員さんの穴埋めも考えると、辞めた方だけではなく残る社員さんの負担にもなってしまい……悪循環に入ってしまうかもしれません。
オフィス環境の整備は、立派な"投資"です。
2022年末まで、札幌市及び近郊の企業様を対象に無料相談会を実施しております。ぜひ、こちらのフォームからお気軽にお問合せください。