「間に合わないときは女子トイレを（男性が）使っても良い」
以前オフィス診断で伺った企業様にあった暗黙のルールでした。
男性社員が増え、トイレ前渋滞が起きる事が度々あって、上記が出来たそうです。
驚く私に、社内を案内下さった社長が驚かれました。
その様子にまた驚く私でした。
スペースが許せば増やして頂きたいナンバー１はトイレ
「社員の９５%は本音を言わない、残り５%は僕がまだ出会っていない社員達です」
これは、知人の社内コーチング専門家が教えて下さった本音ですが、オフィス訪問をさせて頂く度にこの言葉を思い出します。
女性社員の希望も聴くことができまして、上の企業様では「オフィスを直す前にまずトイレ増設を」と社長が決断されました。
ホッとしました＾＾
実は同じようなルールの企業様が他にもありました。
スペースや勾配の都合で増設が叶わない事もありますが、社内空間を快適に！と考えられた時にまずチェックをして頂きたいのがトイレです。
男女のトイレが近くにある場合や女子トイレが執務スペースのそばにあるケースで、良くあるのが音問題。
トイレを流す音が聞こえる事に問題はない、と社長は考えるかも知れません。
でも、改革実行される前に、是非一度社員の本音を聴いて頂きたいと思います。
驚く結果が待っているかもしれません。
ＳＤＧＳの観点で見れば、こんなふうに男性が女性が、と書くのは時代にそぐわないのかも知れません。
誰から見ても、自然に受け入れられるトイレ、そんなトイレを提案するのが理想です。
因みに、若い男性で増えているのがトイレは必ず個室を利用する、だそうです。
さて今日はこれから、先日訪問した企業様へオフィス空間診断書を持参致します。
社長がどんな風に提案を受け取って下さるか、ドキドキしながら、そして希望を持って行ってまいります。
空間改善が社員満足度、生産性アップに繋がる事を願って～
