コロナ禍もあってしばらくお休みしていたオフィス診断でした。
今回は、社長、担当社員の方、私共で社内を廻らせて頂きました。
この方法がとても良かったと思ったのは、廻りながら改善候補か所を見つけられた事です。
全員が、建築リフォーム情報と知識を持っている事もあったと思います。
見学後、社長が私に仰いました。
「女性目線が欠けていた事に気づきました」と。
T社長は、社員をとても大切にされている方というのが社内を見てわかります。
快適に仕事をして貰いたいという工夫が感じられます。
数年前には社内アンケートを取り、空調設備を一新されたとの事。
今回の見学では、トイレ水回りを中心に担当者の女性と私共で見解が一致する場面がいくつかありました。
社長ががっくり肩を落としているように見えたのでこう申し上げました。
「女性目線が少ない企業は御社だけでは無いんです。社長と私共一番認識の違いを実感するのはトイレなんです。」と。
数年前、診断に伺ったある企業様では、男性トイレを女性社員が掃除していました。
その事に驚いている私に、社長が驚いてらっしゃいました(汗
※診断後すぐに改善されホットしました
多くの社長は「使いにくい部分や不満があったら言って欲しい。」と仰るでしょう。
その気持ち解ります、でも言えないのです、ほとんどの社員がです。
何かしら査定に響くからと考え言わない、言っても変わらないだろうから言わない、ずっとこの状態だから仕方ない、が社員の本音として多いように思います。
さて、この企業様では改善へ向け検討に入りました。
他の箇所について担当社員の方から提案もありましたので、実施する流れとなりました。
良い風が既に吹いたように思います。
ビフォーアフターの紹介について、社長からオープンにして良いですよ、と承諾を頂いたので追ってご紹介したいと思います。
オフィスの素敵な空間と環境で社員満足度&生産性をアップする鈴木いずみでした。