空間を通じて社員満足度を上げて生産性向上に結ぶ事業を私共は行っています。
改善するにあたって、経営理念がとても大切と感じることが多いんです。
数年前の事です。オフィスレイアウト変更の依頼を、当時中小企業家同友会北海道支部経営指針全道委員長をされていた㈱ティーピーパック池川社長より頂きました。
経営指針委員会に所属しており度々会議で顔を合わせていた私に声掛けを下さったのです。
初めて訪問した時、驚きました。
社屋の隣スペースに、広ーい畑があります。
そこでは、トマトやキュウリのほか、スイカなど果物も立派に育っています。
同じ業界でご縁があった、定年退職をされたデザイナーの方を、農業担当として雇用されていました。
社員通用口には、ご自由にどうぞ!と、採りたての野菜が並んでいます。
畑の野菜は、ご近所さんにも配られているそうです。
新鮮な果物、野菜!
先の農業担当の方も、社員の皆さんも、とにかく社内が明るいんです。
訪問した日は、畑の野菜のカレーライスディでした。
普段外食している営業マンも、この日は戻ってくる率が多いとか。
【社員の幸せを通じて社会に貢献する】
これがティーピーパックさんの経営理念です。
これを伺った時点で、社長がどのような改善を目指しているのか、見えたように感じました。
最初のご相談は、接客スペース兼ミーティングルームでした。
お客様と社員がストレスなくスムーズに動きやすいように改善をお手伝いしました。
その後も何度が相談を頂きました。
実は、経営理念がないという企業様の相談も受けたことがありました。
生産性向上のためにまず断捨離から、と社長、社員合意の元で動き出したものの、忙しくて手が付けられない、という理由でとん挫した案件がありました。
経営理念があれば、同じ目線目標をもって、社長社員私共が動くことが出来るように思います。
空間改善は経営理念に反映させて、効果を実感して頂きたいと心より思います。
※写真はすべてティーピーパック様が撮影されたものをお借りしました。
社員満足度を上げて生産性をアップする!
オフィスの素敵な空間と企画
鈴木いずみでした