こんにちは鈴木いずみです
「長引くコロナ禍で社員同士のコミュニケーションに支障をきたし人間関係がギクシャクしている。」
という社長のお話を伺う機会が増えました。
テレワークや時差出勤で顔を合わせる機会が減っている事も原因の一つと言われていますが「マスク越しの会話が無表情に見える」「メールのやりとりでは雑談が出来ない」など相手との距離の測り方に困惑する社員の声も聞こえてきます。
これまでとは異なる方法で、新しいコミュニケーションの方法を創り出す必要があると切に感じます。
そんな中、これはヒントになるのではという記事を見つけました。
「人間は、対面して相手の感じている事を読み、共同作業によって体の同調性を培ってきた。
今、私たちはインターネットというバーチャルな世界で互いに繋がる暮らしを始めてる。
それは人間の「共感能力」の低下や「信頼関係」の喪失につながると危惧している。」
非常に高い日本人の共感意識によってつくられた精神構造の良さは捨てないようにしないといけない。
中でも、日本人の生活の大半は会社だから、会社における仲間の繋がりが非常に大切。と続きます。
実はこれはコロナ以前2019年の記事で、京都大学総長山極壽一氏と宗教学者山折哲夫氏の対談です。(理念と経営1月号より)
頭ではなく「身体のつながり」が大切で、机の配置替えなど皆で協同作業をする時間の配慮が必要。
他にも食事を一緒にする、みんなでスポーツや音楽を楽しむといった「みんな意識」を醸成する機会をいかに設けるかが重要、と書かれています。
今改めて読んで、これからのコミュニケーションの形にヒントが沢山詰まっていると感じたのです。
共感意識が集団の結束力に繋がっていくと考えると、コミュニケーションは会社の未来を左右すると言っても過言ではないのかも知れないと。
三密を避け、お互いの距離を気遣いながら、良好なコミュニケーションを生み出せる方法に、正解はありません。
それでも、新しい時代のコミュニケーション方法を、今模索しなければならないと思うのです。
距離を保ちながら距離感を縮める方法が。。
御社らしいオンリーワンのコミュニケーションスタイルを、社長と一緒に考え、お役に立って行きたいと改めて感じております。
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