先日、打合せである方が仰いました。
「インターネットでオフィスチェアをみつけて購入したのですが、直ぐに壊れてしまいました。」
その方は体格が良い方で、椅子に座ってちょっと動くと壊れてしまったそうです。
「実はいま、3脚目なんです。」と仰います。
「最後のは、デザインが気に入り価格も手頃だったので購入したんですが、どうも僕の身体には合っていないように思うんです。」との事。
次は、実際に座ってみて説明を受けてから購入される事をお勧めしました。
私はインテリアコーディネーターの資格取得後、師匠の紹介でマルニ木工という老舗家具メーカーショールームで、家具のコーディネーターをしていました。
心掛けてアドバイスしていたのは、直接体に触れる家具は慎重に選んで頂くという事でした。
特に腰痛など体に不調がある方には、ソファや椅子を選ぶ時、時間を許す限りしばらく座って頂く事をお勧めしました。
20分程、腰かけておしゃべりなどをして頂くと「いつの間にか時間が経っていた。」というケースがあります。
そんなときはお客様ご自身が「このソファ自分の体に合っている。」と納得して下さいます。
反対に座っていても何か落ち着かない、という場合は他のタイプをお勧めしました。
オフィスで使うチェアや、休憩室の椅子も私は同じと思うんです。
ストレスなく、仕事に集中できる。
ゆったりと休息できる。
そんな環境の中だと、オンオフの切り替えが出来て、結果生産性が上がるように思います。
椅子は、座面の高さ、奥行き、傾斜、固さ、背もたれの高さなど幾つも要素がありますから、組み合わせで自分の体にフィットしたものを見つけて頂きたいと思います。
高さを変えられるチェアとデスク
様々な体の動きに対応するチェア
落ちたペンを拾うポーズ~安定感あります^^
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