60歳を機に、私の新たな事業を手伝い始めてくれていた夫がこの世を去って2年5か月になる。
夫が病に倒れる前は忙しさにかまけてすっかり甘え、感謝の言葉を忘れていた。
四日間眠り続ける夫へ目が覚めたら伝えなければ、という言葉が沢山湧いてきた。
その後、毎日病室へ通って会話出来る事が、本当に幸せだった。
二度目に倒れた夫はそのまま帰らぬ人となった。
でも意識がなくなる30分前、夫は私へ奇跡の言葉をくれた。
「新しい事業に挑戦して、成長を続けるいずみを心から応援しているよ。僕は側にいて手伝っていくからね」
出先でめまいを起こして家路につくほんの短い時間の会話だった。
言葉は今も私の一番の宝ものになっている。
あの言葉ななかったら、立っていられなかったとも思う。
大切な人には、いつも素直な言葉で伝えよう、とあの日以来思っている。
今日22日は月命日だ。
夫が好きだったものを、沢山買って帰ろう!
病院の窓から二人で眺めた景色
想いでのファイルを今まで開けられなかった私だけれど、ブログの写真にするおかげで今日一歩前進しました!