働き方改革をオフィスのインテリアから!と名刺に謳って一年になります。
名刺交換の時に「これ大事ですよね!」と言って下さる方が増えました。
リニューアルしたHPに合わせて名刺のデザインも少々変更しました。
「社内コミュニケーションが良くないんです。」と仰るAさん。
近々会社の建て替えがあるそうです。
40代のAさんは経営者ではないのですが、部を統括される立場の方。
「新たなオフィスに休憩室はありますか?」と聞いてみました。
答えはNO!あーもったいない!(心の声)
スペースの制限も有り、人数分のデスクと椅子が並ぶのみとの事。
札幌の有名な設計事務所が携わってらっしゃるの事、担当外のAさんが希望を言える環境ではないそうです。
別の交流会で、ほとんどの社員が自身のデスクで食事をして、そのまま伏せて仮眠を取っているのが気になっているんです、とBさん。
「他の社員とのコミュニケーションのチャンスは全くないんですが、意見を言う雰囲気はないんです。」と仰いました。
部署間に小さなテーブルと椅子を置くだけでもコミュニケーションが進みますし、費用を沢山掛けなくても工夫があるように経験から感じます。
でもそれは、経営者や工事に携わる誰かにその観点がなければまだとても難しい事なのかも知れません。
世の中の経営者の方へ、場づくりがコミュニケーションを促進しますよ!という実例を沢山つくってお見せしていく必要がありそうです。
オフィスを見学してなるほど、と思ったのがOA機器Canonさんの休憩室でした。
手前にコピー機と裁断機、向こう側には上部を敢えてガラスにした休憩スペースがあります。
外勤前の簡単なミーティングも行われるそうです。立って行う会議は時短で内容濃くなるというデータもあります。
コピーを取りに来てちょっと挨拶、席まで行って改まってお話はし難いけれど少しだけ雑談、などコミュニケーションの場となっているそうです。
ブースの内部にも工夫がありました。
社内外の行事の案内ポスターや、コンペで優勝した社員の写真入り報告などが張ってあります。
オフィス内はすっきりしていますが、ここだけは賑やかです。
新入社員の3人に1人が入社三年以内に離職するというデータがあります。
大企業より中小企業がその率が高いのです。
教育コストが掛かります、そして今は採用が難しくもなっています。
のびのびとリラックスして働ける雰囲気づくりが重要な時代、レイアウトやインテリアでそれを実現してみませんか。