カテゴリ:財界さっぽろ



財界さっぽろ連載【働きたくなるオフィス環境】
昨年はブログにお立ち寄り下さり有難うございました。 大変励みになりました。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。 最終回はオフィスの中に自分の席以外に居場所が欲しいと望む若者について考察しました。 近年大学をはじめ学校では、ラーニング・コモンズやアクティブラーニングが取り入れられています。 自習やグループ学習を目的に作られた空間の事を言います。 ある時は集中して個別スペースで学習、またある時は大きなテーブルで仲間とミーティングなどその日の目的や気持ちに合わせて選べる空間が用意

財界さっぽろ連載【居場所が欲しい若者】
財界さっぽろ12月号はオンラインブースについて書きました。 私は仕事柄、オフィスのショールームを見る機会を頂いておりますが、最近驚くのは オンラインブースが進化しているということです。 大きさも様々、内装がおしゃれなものが増えています。椅子とのコーディネートも洗練されています。 以前は個室が多かった のですが、最近は、防音機能を強化したパーテーションの組み合わせによってある程度音をシャットダウンできるものが出てきています。 手動で部屋の大きさを変えられる、入口の開閉ができるなど、組合せや設置の仕方によって使い方が広がげられる!と感心しました。 一言にオンラインといっても、 会話する、 聴講する、プレゼンテーションするなど使い方は様々です。 入り口を閉める、開ける、半分開けるなど目的により調整できるのがとても便利と感じました。 工事を伴うリフォームですと、費用も時間も要します。 でもこの可変型パーテーションですと、置くだけで完了しますし、執務空間だけでなく休憩室や打合せコーナーなども比較的簡易にできると思いました。

財界さっぽろ連載【若者はオフィス環境を重視する】
今月は、オフィス環境を重視する若者が多いという現実を書かせて頂きました。 企業見学で、社内に足を踏み入れたとたんにガックリ肩を落とした学生、そのうしろ姿を見て社長は判ってしまいました。 そこには、シミがついたカーペットや壊れて斜めに下がっているブラインドがあったのです。 時間も費用もさほど掛からず、修理出来ました。 「物を大切にしない企業は人も大切にしない」 この若者に限らず、毎日働いてくれている社員さん、顧客様もそう思ってみているかも知れません。 就職先を決めた理由、第三位に《オフィスの雰囲気》が入っています。(ディスコキャリタスリサーチ調査2020) 若者はオフィス環境を重視する、という前提で一度オフィスの見直しをしてみては如何でしょうか。

財界さっぽろ連載「オフィス環境の見直しは、社員が増える時がチャンスです!」
「工夫して机を増やしてきたけれど、もう限界……」 ある社長さんから、こんなご相談をいただきました。 早速会社に伺ってみると、社員さんの荷物が通路の至るところに置かれており、足の踏み場がないところも。 さらに、暖房のすぐ側の机が割り当たった社員さんは、真冬なのに大汗をかきながらお仕事をされています。 どうやら、オフィスのスペースの”余白”が全くない状態のようです。 きっと社員さんにお話を聞けば、「快適なオフィス環境です!」とはお世辞でも言わないはずです……。

財界さっぽろ連載「休憩室でオフィス環境改革」
財界さっぽろさんでコラムを担当させて頂いています。 今月は休憩室でオフィス環境改革をテーマに書きました。 「どこでお昼ご飯を食べていますか?」私はよくこの質問を投げ掛けます。 自分のデスク席で食べている人が多いことに驚きます。 理由は「食事をするスペースが他にないから」「休憩室がないから」「人手不足で電話番を兼ねているから」など。 そして多くの社員さんがおっしゃいます。「デスクで食事をすると楽なんです」と。 PCで検索しながら食べられる、食後はゲームも楽しめる、などなど便利な理由があります。 自席で食事を摂る多くの人は、水分補給とトイレの時間以外は座っている時間が長くなります。 座りっぱなしは、脳が休まらずストレスがたまりやすくなり、業務の生産性にも影響する恐れがあります。

財界さっぽろ連載「御社に女子トイレはありますか?」
ご縁を頂き、財界さっぽろでコラムを担当させて頂いています。 第1回目となる8月号のテーマは【御社に女子トイレはありますか?】でした。  「女性社員がいるのに、女子トイレがないの・・・・?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もともと男性社員しかいなかった企業では、そのまま女子トイレを設置していない・・・・というケースがあります。 私がお手伝いさせて頂いた企業様のエピソードをご紹介します。 6年前の事でした。 「女性社員が定着しなくて悩んでいる」という社長からの相談で訪問するとトイレが一つしかない、トイレの音が執務空間に聞こえる、という状態でした。 私が社員さんからの聴き取りを担当せて頂いたところ、女性社員さんから「女子トイレがない」ということに対する意見が多く聞かれました。